こだま

「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。

「ばか」っていうと「ばか」っていう。

「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。

そうして、後で、さみしくなって、

「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか。いいえ誰でも。

『金子みすゞ童話全集より』

 

転んでしまった子供が「痛い」と言ってきたときに、「痛いね」って言ってあげましょう。

それだけで痛みhじゃ半分になり、痛い痛いの飛んでいけでもっと痛みは消えます。

「痛くない!」「泣くな!」

とか言ってませんか?

子供が訴えてきたことに、「こだま」してあげましょう。

そうしないと、どんどん子供の心に悲しさや寂しさが溜まっていって、あるとき大きな問題になります。

なんであんな優しい子がとか、その子のせいにしないためにも。

受け入れる・承認する。

とっても大事。でも難しいときもあります。でもほんとに大事だなと思います。

心の痛みは目に見えないから。

お腹にいる赤ちゃんから心音が聞こえるのも、お母さんの心音と一緒にこだましているからだそうです。

トクトク・ドクドク。

「いるよ」「いるね」「大好きだよ」「大好きだよ」

そんなこだまは、赤ちゃんの時から始まってます。素敵ですよね。

心の痛みと体の痛みは繋がっています。

子供のことを受け入れる。承認する。

私も意識して子供と接していきます!