幼児教育に関しては、これといった決まりがなく、各家庭や母親個人の考えによって行われることが多い。
幼児教育は、人格形成の基礎を成すものであり、その後の学校でどんな教育を受けても、人格形成の基礎ができているかどうかは大きく影響する。
育て方の目標7つ
健康に育てる
理性を高める
惰性を向上させる
意志力を強化させる
固有性を啓発して将来の方向づけをする
知識を蓄える
基礎人格を形成させる
この7つが基本的な目標になるが、まずは「健康」について考えていこう!
⑴健康に育てる
健康は全ての基本、土台になる。
日常の飲食や生活習慣(特に姿勢など)に対する注意と、心理的にも負担をかけすぎないような育児が必要である。
まずは5系機能(肝・心・脾・肺・腎)
肝臓系機能を低下させる生活を列挙していく。心当たりがあれば、それは肝系への負担を疑うこと。
・防腐剤使用の飲食物の常飲食(コーラ・ジュース類など缶詰など)
・薬品使用の飲食物の常飲食(ラーメンやインスタント食品)
・油脂食品の過剰摂取
・辛味食品の常食と酸味食品や甘味食品の過剰摂取
・冷房が効きすぎる中での生活
・目の過剰摂取(テレビやスマホ。目と肝臓はつながる)
・運動不足(特に子供は動く方が肝臓もうまく働く)
・体の圧迫(腹巻きやベルト、下着のゴムで体の一部を圧迫すると肝系に変調が起きやすい)
次に、それに伴って、肝機能低下によって起こる症状を挙げていく。
・偏頭痛
・視力関係の悪化
・右肩や首のこり、肩甲骨の下の方がひきつる
・横腹が引き攣る
・腰部や脚の筋肉が引き攣る
・皮膚が荒れる
・みぞおちの圧迫感
・食欲が落ちる、食べ物が美味しくない
・立ちくらみや動悸がする
・不機嫌になる
・寝つきが悪く眠りが浅い
・手足の痺れ感
・寝起きの不快感
・やせてくる
・油物を消化しにくくなる
・便秘や下痢
・鼻の中央部左側あたりに赤点があらわれる
・足底が黄色みおびる
・意識がぼんやりする
どうでしょうか?心当たりありましたか?是非、ご自身の体もお子様の体も肝系の影響が出ているかどうかを確認してみてくださいね!
次回は、心系について深掘りしていきます!
参考文献,小林三剛「東洋心理学講座:幼児教育編」,緑書房